年度も終わりに近づきましたが、お出かけの特別活動を開催しました。
今回はボーリング大会。
稲田堤キャンパスには、色々な大会にも出場している、ボーリングのセミプロとも言える生徒がいるんです。
彼女のプロの技を是非見せてもらいたい、と私たちもとても楽しみにして参加しました。

ボーリング場は、上手な生徒がいつも利用しているところなので、マイシューズやマイボールも保管してありました。
上手な人はボーリングするとき、ちゃんと中指と薬指には、保護のテーピングをするんですね。
そして持たせてもらった球の重いこと！
とてもほっそりした彼女のどこにこれを扱う力があるのか、と驚くほどに重いボールでした。二種類の重さのボールを使い分け、重い方は両手で投げていました。

ボーリングの上手い人というと、真っすぐにボールが投げられて真ん中に当たるイメージですが、彼女の軌道はカーブしていました。
「え？そっちでいいの？」と思って見ていても、最終的には必ず真ん中のところに当たります。残り1本や2本のピンを狙う時も、グーッと大きく弧を描いてピンポイントで当たる。
職人技は見ていて楽しかったです。
そして上手な人は投げた瞬間に当たるかどうかは何となく分かるようで、これは当たったなと思ったら結果を見ずに振り返って戻ってきます。その後ろでストライク。
戦いを終えて歩いている背後で爆発シーンがあるハリウッド俳優のようでした。

他の生徒も、最初は2桁スコアだったのに、2ゲーム目にはコツを掴んだのか3倍くらいの得点。力強いストライク。高校生の早すぎる上達に完敗です。
3年生はもうキャンパスのみんなと交流するのも、あと1週間ほど。
ワイワイと体を使って楽しめました。